卒業論文の要件を確認する(1)
要件の確認を真っ先にやる
卒業論文を執筆・提出するにあたって、いつまでに、どのようなものが求められているのか確認しておきたい。つまり、何月何日(頃)に提出なのか、何文字なのか、用紙のサイズや、添付するものなどを、一番最初に確認するということだ。
なぜなら、ゴールに向かう最短距離がわからなければ、寄り道もできない。職業的な研究者ならいざしらず、大学生の卒業研究なのだから、気持ちの赴くままに研究をして、その成果のエッセンスをまとめて論文に仕上げる…ということはできないからだ(いや、職業的な研究者もそのようなことはできないが)。
書いてみたはいいが、提出のための条件に合わず、やりなおし…その結果、期限に間に合わない…ということになっては、目も当てられないだろう。
提出物と書式の確認
某大学における今年度卒業予定の年次を対象にした資料から抜粋すると、卒業研究の提出物および書式は、以下の画像のようになっていた。ポイントになる点をメモしておこう。
- 本文1万2000字以上
- A4用紙
- 綴じファイル使用
- 規定の表紙
- 概要800字以上
こうした規定は、年度毎に大きく変わることは少ないだろう。3年生が卒業研究の準備を始める時も、前年度の規定を参考にして良いと思われる。ただし、学部改組などにより、新設学部の1期生となっている方は最新の情報に留意する必要がある。新しいアカデミックポリシー・ディプロマポリシーにより、見直される場合があるからだ。
ToDo
□現行の卒業論文の提出物・書式を確認する
□ポイントになる点をメモしておく